布地をいかしたウィンドウエレメントの一種で、シェードを上に
たくし上げたり下ろしたりしたときの造形的な美しさに特徴があ
ります。ヨーロッパでは200年以上も昔から使われてきたという
歴史を持ち、アメリカに渡って世界中に広まったそうです。
ローマンシェード(プレーン・バルーン・シャープ)の
昇降タイプは、 【コード式】と【ドラム式】の2種類あります。
【コード式】
操作するコードがシェード幕体底部に直結しており、全体の荷重が
操作する手にかかります。よって小窓や軽い素材のシェードに
向き、女性でも負担のない範囲で使用します。最大製作可能横幅
は、240cmまでです。構造はいたってシンプルなので、万が一
コードが切れた場合でも、取替えはいたって簡単です。
【ドラム式】
上部メカ内部に数個糸巻きの仕組みであるドラムが設置され、
六角シャフトで串刺しされています。そのシャフト先端にプー
リーが取付けられ、そのプーリーをチェーンタイプのコードを
操作して回転させ、ドラムが回転して糸を巻き取っていきます。
どんな大きなサイズの重いシェードでも軽い操作でゆっくりと、
昇降できます。
ドラム式
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